☆研修・セミナーの受講風景 更新!!☆
当センターが開催した研修会・セミナーの様子の一部をご紹介いたします。座学をメインとしたものになりますが、職場巡視研修会(産業医研修会)では、実際の事業場を巡視する実地研修等も行っております。 (敬称略)
【産業医研修会】
♥テーマ: 長時間労働者、高ストレス者の面接指導の方法と意見書の作成
♥講 師: 鳥取大学国際乾燥地研究教育機構 専任・准教授 大谷 眞二
♥日 時: 令和4年10月20日 (木) 14:00~16:00
♥会 場: とりぎん文化会館 第4会議室 (米子市尚徳町101-5番地)
【講師】大谷氏 【受講風景】
♥テーマ: 長時間労働者、高ストレス者の面接指導の方法と意見書の作成
♥講 師: 鳥取大学医学部健康政策医学分野 名誉教授/当センター所長 黒沢 洋一
♥日 時: 令和4年10月13日 (木) 14:00~16:00
♥会 場: 米子コンベンションセンター 第4会議室 (米子市末広町294番地)
【講師】黒沢所長 【受講風景】
♥テーマ: 石綿関連疾患診断技術研修 基礎研修(生涯研修 専門研修)
♥講 師: 労働者健康安全機構 アスベスト疾患研究・研修センター 所長 岸本 卓巳
♥日 時: 令和4年8月27日 (土) 14:00~16:00
♥会 場: 米子コンベンションセンター 第4会議室 (米子市末広町294番地)
【受講風景】 【講師】(右奥)岸本 卓巳
【産業保健研修会】
♠テーマ :『新たな化学物質規制に関する説明会』
♠講 師 :☆①「新たな化学物質規制について」
☆☆☆☆☆☆☆鳥取労働局 労働基準部 健康安全課 地方労働衛生専門官 長谷川 匡男
☆☆☆☆☆☆ ②「化学物質のリスクアセスメントについて」
☆☆☆☆☆☆☆鳥取労働局 労働基準部 健康安全課 石綿障害防止総合相談員 田岡 隆夫
♠会 場 : オンライン研修につき集合会場なし (鳥取産業保健総合支援センター内)
♠日 時 :令和5年1月12日 (木)13:30~15:30 (ライブ配信)
☆☆☆ :令和5年1月17日 (火)10:00~12:00 (録画配信)
☆☆☆ :令和5年1月20日 (金)13:30~15:30 (録画配信)
【オンライン講演風景】
◇◇
◇◇ 講 師:① 長谷川 匡男 / ② 田岡 隆夫
♠テーマ:3回シリーズでしっかり学ぶ 上田講師の「いきいきとした職場をつくる!実践モチベーションアップ」講座
♠講 師: キャリアバード代表/当センターカウンセリング担当相談員 上田 美鈴
♠会 場: 米子コンベンションセンター
♠日 時: 令和4年11月25日(金)14:00~16:00 ①『やる気と可能性を引き出す!ほめ方のコツ』
♠日 時: 令和4年12月01日(木)14:00~16:00 ②『効果的な会議の進め方のコツ』
♠日 時: 令和4年12月09日(金)14:00~16:30 ③『セルフモチベーションアップのコツ』
【受講風景】 米子会場
※グループワークでは一つの事例を通して、自分と他の人の着眼点や感じ方の違いに驚きもありました。
♠テーマ :『両立支援コーディネーターのための事例検討会・交流会』
♠日 時 : 令和4年11月17日(木) 14:00~16:00
♠ 総括ファシリテーター : 中国労災病院治療就労両立支援センター所長 豊田 章宏 氏
♠各グループファシリテーター : ①G 山陰労災病院MSW 足立 隆彦、 ②G 板倉社会保険労務士事務所 板倉 剛
♠会 場 : オンライン研修につき集合会場なし(遠隔オンライン会場、鳥取産業保健総合支援センター内)
【オンライン講演風景】
☆総括ファシリテーター 豊田 章宏 今回の事例検討:「脳卒中」
☆(遠隔オンライン会場より講評中) グループ討議参加のファシリテーター板倉
♠ テーマ :『職場におけるメンタルヘルス対策に係る講習会』
♠ 講 師 : 鳥取労働局 労働基準部 健康安全課 地方労働衛生専門官 長谷川 匡男
♠ 会 場 : オンライン研修につき集合会場なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
♠ 日 時 : 令和4年10月27日(木)13:30~15:00 (ライブ配信)
☆☆☆☆ : 令和4年11月09日(水)10:00~11:30 (録画配信)
☆☆☆ ☆: 令和4年11月11 日(金)14:00~15:30 (録画配信)
【オンライン講演風景】
1. なぜ職場でメンタルヘルス対策が必要か
2. メンタルヘルス対策の進め方
3. ストレスチェックについて
「メンタルヘルス対策」の流れと推進に当たっての要点を、わかりやすく説明。
企業の社会的責任(CSR)や心の健康づくり計画の策定も重要ですが、まずは取組についてトップの「やるんだ!」という強い表明で従業員は安心して働くことができます。
労働者人数に関係なく、ストレスチェックを実施し、集団分析の結果を職場環境改善につなげ、従業員の意見も聞きながら、継続的に取り組めるようPDCAサイクルを回しましょう!!
♠ テーマ :『勤労者のメンタルヘルス対策 ~発達障害者の支援:対人関係・認知機能の特性を知る~』
♠ 日 時 : 令和4年9月16日(金) 14:00~15:30
♠ 講 師 : 倉吉病院 院長/当センターメンタルヘルス担当相談員 兼子 幸一
♠ 会 場 : オンライン研修につき集合会場なし
【オンライン講演風景(遠隔ライブ配信)】
◇1. 自閉症スペクトラム症(ASD)は生来性で個性と理解すべき特性
◇2. 対人関係で起こり易い問題点
◇◇・特性に基づく対人関係での困難があり、抑うつ状態、不安障害などの二次性障害が起こり易い
◇3. 認知機能の偏り
◇◇・ 得意・不得意の差を知り、適した業務をふる
◇◇・ 本人が理解し易い業務の提示法を意識
「多様な抑うつ状態:特徴と対応・治療」を確認し「発達障害が持つ就労上の困難」について講演中の兼子相談員
■叱責(否定)は、叱責されたことがネガティブな記憶として残るので業務改善(生産的な方向)につながりにくい。
⇒ 提案型の注意方法や、してほしいことを明確に伝えるには、一度に複数の事を口頭で伝えるのではなく、図式、色、箇条書きにする等具体的で、本人が理解しやすい方法を見つけましょう。と発達障害の特性について学びました。
◇
◎テーマ :『不妊治療と仕事の両立支援セミナー』
◎日 時 : 令和4年7月26日(火) 14:00~16:00
♠ 会 場 : オンライン研修につき集合会場なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
♠ 講 演 : ①「不妊治療の基礎知識、当事者の身体的・精神的負担の理解と職場に望む支援」
◇講 師 : 鳥取県立中央病院 不妊症看護認定看護師/鳥取県東部不妊専門相談センター相談員 橋本 万住子
♠ 講 演: ②「企業における不妊治療と仕事の両立をはかるための環境づくり」
◇講 師: 社会保険労務士/当センター両立支援促進員 安酸 早苗
♠ 講 演: ③「中小企業を対象とした助成金制度のご紹介」
◇講 師: 鳥取労働局 雇用環境・均等室 雇用環境改善・均等推進指導官 周藤 明美
【オンライン講演風景】
◇講 師: 橋本 万住子 講 師:安酸 早苗 ❐ 不妊治療と仕事との両立のために(厚生労働省)
◎テーマ:3回シリーズでしっかり学ぶ 上田講師の「いきいきとした職場をつくる!実践モチベーションアップ」講座
♠講 師:キャリアバード代表/当センターカウンセリング担当相談員 上田 美鈴
♠会 場:鳥取市福祉文化会館 4F 第1会議室
♠日 時: 令和4年7月 6日(水)14:00~16:00 ①『やる気と可能性を引き出す!ほめ方のコツ』
♠日 時: 令和4年7月20日(水)14:00~16:00 ②『グループで考え、協力することのできる会議の進め方のコツ』
♠日 時: 令和4年8月10日(水)14:00~16:00 ③『セルフモチベーションアップのコツ』
【受講風景】 鳥取会場
① 7/6 ペップトークとは、「激励のショートスピーチである」と説明する講師の上田相談員。
それぞれグループに分かれて討議中の様子
② 7/20 会議の進め方とポイントは「事前準備とルールが必要」。会議を活性化させるグランドルールを明確にして、違う人の価値観も受け入れ、合意形成しながら決定していきましょう。
③ 8/10 脳が面倒がらないように習慣化…まず行動のハードルを下げ、達成➡自信をつける➡目標設定し(計画を立て)モチベーションを高めましょう。
♠ 日 時 : 令和4年6月29日(水) 14:00~16:00
♠ テーマ :『電離放射線に関する講習会』
♠ 講 師 : 鳥取労働局 労働基準部 健康安全課 地方労働衛生専門官 長谷川 匡男
♠ 会 場 : オンライン研修につき集合会場なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
【オンライン講演風景】◇
◎日 時 : 令和4年6月16日(木) 14:00~16:00
◎テーマ :『メンタルヘルス研修会 ~管理職向け~』
◎主 催 :鳥取市保健所・鳥取産業保健総合支援センター
◎共 催 :全国健康保険協会鳥取支部
◎講 師 : ①当センター保健指導担当相談員 渡部 一恵 ② 鳥取障害者職業センターリワーク職員 大岡 孝之
◎会 場 : オンライン研修につき集合会場なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
【オンライン講演風景】
◇講 師:② 大岡 孝之
◎テーマ:『職場の熱中症予防対策について』
◎講 師: ①黒沢洋一産業医学相談員/米子労働基準監督署 安全衛生課 職員
◎講 師: ②松浦喜房産業医学相談員/鳥取労働基準監督署 安全衛生課 職員
◎日 時:① 令和4年6月14日(火)14:00~16:00 ◎会 場:米子コンベンションセンター 6F第7会議室
◎日 時:② 令和4年6月21日(火)14:00~16:00 ◎会 場:鳥取第一地方合同庁舎2F会議室
【受講風景】
米子会場
鳥取会場
◎日 時 : 令和4年6月1日(水) 14:00~16:00
◎テーマ :『メンタルヘルス研修会 ~新入社員向け~』
◎主 催 :鳥取市保健所・鳥取産業保健総合支援センター
◎共 催 :全国健康保険協会鳥取支部
◎講 師 : ①協会けんぽ鳥取支部 企画総務グループ 所 千恵 ② 鳥取県立精神保健福祉センター所長 原田 豊
◎会 場 : オンライン研修につき集合会場なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
【オンライン講演風景】
◇講 師:② 原田 豊
◎テーマ:『メンタルヘルス対策における管理監督者の役割(ラインケア)』
◎講 師: 産業心理相談室 代表/当センターカウンセリング担当相談員 芦村 浩
◎日 時: 令和4年5月20日(金)14:00~16:00 会 場:倉吉未来中心 セミナールーム1
◎日 時: 令和4年 5 月27日(金)14:00~16:00 会 場:米子コンベンションセンター 5F第4会議室
【受講風景】
倉吉会場
米子会場
◎テーマ:『化学物質規制の見直し(自律的な管理への移行)』への対処
◎講 師: 日本労働安全衛生コンサルタント会鳥取支部長 /当センター労働衛生工学担当相談員 高野 雅弘
◎日 時: 令和4年5月11日(水)14:00~16:00 ◎会 場:とりぎん文化会館 2F第4会議室
◎日 時: 令和4年5月13日(金)14:00~16:00 ◎会 場:米子コンベンションセンター 5F第4会議室
【受講風景】
鳥取会場
米子会場
◎テーマ: 『新年度に向けた「安全衛生管理活動計画書」の策定について』
◎講 師: 田岡労働安全衛生コンサルタント事務所 代表/
◇◇◇◇◇◇◇当センター労働衛生工学担当相談員 田岡 隆夫
◎日 時: 令和4年4月19日(火)13:30~15:30 ◎会 場: とりぎん文化会館 2F 第4会議室
◎日 時: 令和4年4月21日(木)13:30~15:30 ◎会 場: 米子コンベンションセンター 5階 第4会議室
【受講風景】
鳥取会場
講師:田岡相談員 グループ討議中
【受講風景】
米子会場
計画書の立て方:「工場内で転倒した」を事例に「なぜ?」「なぜ?」で問題点の本質をつかむ、と題し「なぜ」を5回位繰り返すと真の原因が明確になってきます。
まず、職場の「問題点」をみんなでリストアップし整理する。
次に「改善方法=具体的な実施事項」」を立案しする。1年間の計画書は実施事項ごとに、できるだけ数値化(実施頻度、実施回数、件数など)具体的で可能な目標を立てましょう。
計画書は飾りではないのです。定期的な進捗チェックが重要です。
チェックし改善されてない場合は問題点の本質を追求し修正する。(PDCA)と説明する講師。
◎日 時 : 令和4年4月7日(木) 10:00~12:00 / 4月14日(木) 10:00~12:00
◎テーマ :『自分でできるセルフケアのポイント』 ~ストレス要因に気づき、自分で対処する方法を習得しよう~
◎講 師 : キャリアバード代表/当センターカウンセリング担当相談員 上田 美鈴
◎会 場 : オンライン研修のため集合なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
※新入社員及び若年世代を対象とした研修。
『ストレスは誰にでもあり、ストレスに強い人、弱い人もいます。職場や日々生活の出来事の中では、身近なストレス要因として、わかりやすいものと、ストレスがかかっていることに本人も気づかず周りも対処が遅れがちなことがあります。小さなもイライラも積み重なると身体に不調をきたすので、自覚症状に気づき、いろいろな解消法で早めに対処しましょう。
自分のタイプを知り、受け止め方を変えたり、書き出すことの重要性、「客観的に自分を見るメタ認知」、腹式呼吸法などでストレス反応をしずめる対処法を教えていただきました。
途中、ワーク時間を設け、①『心の天気図(ここ最近)』②『天気図の理由(セルフトークで自分の気持ち)を文字にしてみる』③『自分の考え方(思考パターン)のクセを知ろう!』と自分を振り返る時間を持ちました。
「(とらわれ)を知ったら、次にバランスのとれた考え方をしましょう」と受講者と双方向で対話をする上田講師。
【オンライン講演風景】
講師:上田相談員
☀テーマ: 『発達障害の傾向をもつ方の理解と共働について』~正しい知識と理解に向けて~
☀講 師: 当センター保健指導担当相談員/鳥取銀行 保健師 岩本 桂子
【受講風景】 米子会場
☀日 時: 令和3年11月9日(火)14:00~16:00
☀会 場: 米子コンベンションセンター 5階 第4会議室
講師:岩本相談員 グループ討議中
【受講風景】 鳥取会場
☀日 時: 令和3年11月26日(金)14:00~16:00
☀会 場: 鳥取市福祉会館 4F 第1会議室
☀日 時 : 令和3年8月4日(水) 14:00~16:00
☀テーマ :①『治療と仕事の両立支援について』
◇◇◇◇◇◇ ② 知っトク『産業保健関係助成金』の活用について
☀会 場 : オンライン研修のため集合なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
☀講 師 : ①当センター産業保健専門職(保健師) 山﨑 多希子
☀講 師 : ②当センター労働衛生専門職 西尾 克美
【オンライン講演風景】
① 講師:山﨑専門職 ② 講師:西尾専門職
① 治療と仕事の両立支援とは何か? なぜ今必要とされているのか?今からできる事業所での準備は何か?等、まず勤務先と主治医との間でやりとりに必要な「書式例」と「記載例」の紹介、次に「職場復帰支援プラン」へ繋がる記載例も示しながら事業場が作成する際のポイントや相談窓口の明確化、休暇制度づくりについて説明。
◆◆治療と仕事の両立支援について
② 「治療と仕事の両立支援助成金」をはじめ今年6月より新しく加わった助成金と併せて11種類の各助成金について、それぞれのコースの概要、手続きの流れ、申請書類、添付書類など特徴を分けて、一目瞭然に紹介。また提出する際の「報告書」や「申請書」などの記載例を基に、気をつける留意点、大切なポイントを説明し利用勧奨を行った。
◆◆産業保健関係助成金について
☀テーマ: 『労働者の健康管理のすすめ方』~健康診断結果の見方~
☀講 師: 当センター保健指導担当相談員/鳥取銀行 保健師 岩本 桂子
【受講風景】 鳥取会場
☀日 時: 令和3年7月9日(金)14:00~16:00
☀会 場: とりぎん文化会館 2階 第4会議室
講師:岩本相談員 受講の様子と(左奥)副所長の挨拶
【受講風景】 米子会場
☀日 時: 令和3年7月15日(木) 14:00~16:00
☀会 場: 米子コンベンションセンター 5階 第4会議室
「まずは、健診結果の総合判定を見て、次に各項目毎の判定を見ますが、総合判定で、要医療、要再検査とあれば、絶対放置しないでください。緊急性が高い場合もあるので「要医療者」へは早急な受診指示、「要治療継続者」へは、治療状況(通院状況)など継続出来ているか、「要再検査」であれば、精密検査の実施を促し、その後の受診確認をするように!!」
データの見逃してはいけないポイント、再検査の受診拒否への対応方法(声の掛け方)についても事例を交えての説明。
また、自分の事業場での問題点や傾向をつかむ方法として、健診結果の分析を保険者へ照会する方法もありますと助言。
☀日 時 : 令和3年7月2日(金) 14:00~16:00
☀テーマ :メンタルヘルス研修会(管理職向け)
◇◇◇◇◇◇①『部下をもつ人のためのメンタルヘルス対策』
◇◇◇◇◇◇②『職場のメンタルヘルス(ラインケア)~上司も部下もいきいきと働くための上司の役割とは?~』
☀会 場 : オンライン研修のため集合なし(鳥取産業保健総合支援センター内)
☀講 師 :①当センターカウンセリング担当相談員 芦村 浩
☀講 師 :②当センター保健指導担当相談員 渡部 一恵
※主催/鳥取市保健所・鳥取産業保健総合支援センター 共催/全国健康保険協会鳥取支部
【オンライン講演風景】 鳥取会場
①講師:芦村相談員
労働者の健康について事業者がしなければならない事の基本に「危険予知義務」「結果回避義務」の2つを果たす事が求められます。労働安全衛生法による「安全配慮義務」として、事故防止のためにも、「心の健康づくり」は不可欠。職場のメンタルヘルス対策は、予防対策です。労働者の健康について、上司と部下の心の健康を保つための仕組みづくり、管理監督者の役割・陥りやすい傾向、ラインケアの具体的アクション等について説明。
②講師:渡部相談員
職場のメンタルヘルスが重要なわけは、労働者個人の利益のためだけでなく、「企業のリスクマネージメントである」という考え方をもつこと。上司の役割は、メンタル不調に早期に気づき介入する。心の不調は体の不調から始まることも。「いつもの感じ」と違うなど気になる症状やサイン等行動の変化に気づいたら傾聴。キーワードは「一緒に」考える。
最近注目される「ワーク・エンゲージメント」とは、こころの健康度(熱意)(没頭)(活力)を表す3つの指標。このことに注目することで、個人と組織の活力向上へとつながる。上司と部下の良質なコミュニケーションのコツ、共に考えて成長するマネジメント時代についても説明。
☀日 時 : 令和3年6月22日(火) 14:00~16:00
☀テーマ :『職場の熱中症対策について』
☀会 場 :米子コンベンションセンター 5F 第4会議室
☀講 師 :① 米子労働基準監督署 安全衛生課長 宮村 孝
☀講 師 :② 産業医学相談員/鳥取大学医学部健康政策医学分野 教授 黒沢 洋一
【受講風景】 米子会場
講師:宮村課長 説明と受講の様子
資料を基に、令和2年の熱中症による死傷災害の発生状況と対策を提言。
「職場における熱中症予防対策のポータルサイト」では、予防対策を効果的に推進するため、管理者向け、作業者向けに、講習動画を配信しています。(無料)15分程度なので、すきま時間にもご覧いただけます。
講師:(左)鳥取大学の学生 (右)黒沢相談員の説明
◯現場での対応:「FIRE」をキーワードとした処置 ➡F(Fluid)水分補給、I(Icing)冷却、R(Rest)暑熱環境の回避と安静、E(Emergency)緊急事態の認識、119番通報。 水分補給には電解質が含まれる経口補水液が適しています。スポーツドリンクも熱中症発症予防には有効であるが、糖質が多いため大量摂取には注意してください。
◯「鳥取県は熱中症の発生が多い地域です」湿度の高い日本では、汗の蒸発が抑制されるため、体温が上昇しやすい。単に水分(塩分)補給するだけでは不十分、適度に休憩をとる、冷房等を利用し体温上昇を防ぐ必要があります。対策グッズとしては、普通の塩よりもミネラル分を多く含む携帯用の塩、炎天下の運動時などで大量に汗をかき、塩分を失っている時の熱中飴等も用意しておきましょう。「人の体の大部分は電解質の水」 大人=約65%:体液15%(血液10%)、細胞内液50~45%
「(2021.6月時点では)マスクで熱中症になりやすい」というエビデンスはありません。データからは健常人のマスク使用による運動後の深部体温、皮膚温、マスク下顔面温度、マスク外面温度にあまり変化はみられなかった。呼吸困難(自覚症状)はあるものの、マスクと熱中症の直接的な関係は倫理的に実証しにくいとの報告がありますが、今後、マスク着用は暑さを感じやすい為、熱中症は増えるかもしれません。
※ 建設現場における熱中症予防と新型コロナウイルス感染症(リーフレット)
☀テーマ :『職場の熱中症対策について』
☀会 場 :とりぎん文化会館2階 第4会議室
☀講 師 :① 鳥取労働基準監督署 安全衛生課長 半田 謙一
☀講 師 :② 産業医学相談員 /井上医院 院長 井上 雅勝【受講風景】 鳥取会場



資料を基に、令和2年の熱中症による死傷災害の発生状況と対策を提言。厚さ指数(WBGT)の測定器が現場にない場合は、前日、当日でもPC・スマホの「熱中症予防情報サイト(環境省)」から各地の実況と予測値が掲載されており活用できます。こまめに利用しながら作業の休止時間・休憩時間の確保、疲労度の高い高温多湿作業所での連続作業時間の短縮等、作業中の巡視を頻繁に行い、作業管理に努めて下さい。また日常の健康管理について労働者へ教育して下さい。(中)右奥 講師:井上相談員の説明業種による熱中症の発生頻度は建設業・製造業が多いが、死亡者数は続いて清掃業、畜産業の順に多く、「様子を見ていたところ急変した」「倒れているところを発見された」など管理が不適切な事例も報告されています。屋内作業でも起こり、倉庫内での頻繁な持ち運び作業中、塗装業での専門性の機密性の高いマスク使用事はマスクを取って休憩が必要。
最近は作業服内に機能として冷風が回るもの、保冷剤使用可能なもの等が出回っているが、うまくファンが回らない、保冷剤不足だった場合など、機能がうまく働かなければ服素材が固めな分、逆に熱中症をおこしやすくなります。
◇作業管理には客観的にみる指標が必要です。それには「WBGT測定機器」を使いましょう。
◇また、起床時には、就寝中の発汗(8時間:350ml)を補うため、まず1杯の水分補給からスタートがポイントです。
※「Stop!熱中症 クールワークキャンペーン ポータルサイト」
★テーマ: 新年度に向けた『安全衛生管理活動計画書』の策定
★講 師: 田岡労働安全衛生コンサルタント事務所 所長/当センター労働衛生工学担当相談員 田岡 隆夫
★日 時: 令和3年2月25日(木)14:00~16:00
★会 場: 鳥取市福祉文化会館 4階 第4会議室
【受講風景】 鳥取会場
(左)講師の田岡相談員 (中)グループ討議の内容を発表中 (右)講評を熱心に聞く参加者
★日 時: 令和3年2月26日(金)14:00~16:00
★会 場:米子コンベンションセンター 3F 第3会議室
【受講風景】 米子会場
(両日でのスライド)
グループ討議では、「工場内で転倒した」を事例に「なぜ?」「なぜ?」で問題点の本質をつかむ(グループ検討)、と題し『なぜを5回位繰り返すと真の原因が明確になってきます。そして改善点⇒改善方策⇒計画書の実施事項につながるのですと説明する講師。